高尾山うたの日

4月23日(水)

『春風にのり 大天狗 小天狗』

高尾山の木々も若葉が萌え出し、清々しい程の黄緑色が目に沁みます。

「紅葉に当たり外れはあるけど、若葉は間違いない」と言っていた方が

いましたが、こんな日に翼を広げて、ふわふわと空を舞ったら、さぞ

気持ちの良いことでしょう。

本日、境内天狗像横にて、立子・椿句碑の御法楽を執り行いました。

山内には、たくさんの歌碑・句碑があります。その上、四季を通して

題材には事欠きませんので、吟行にお越しになる方も多いようです。

十二時半の御護摩には、髙尾山でもお馴染みの歌手北山たけしさん

がヒット祈願に訪れました。御護摩修行後には、本堂前にて歌の奉納

として、新曲『有明海』を熱唱されました。

平日にも関わらず、大勢の方が足を止め、聴き入っていました。

鳥のさえずりも日増しに大きくなり、色々とパートが増えています。

若葉を優しく揺する風の音が伴奏となり、お山にも春のメロディが

奏でられています。

天狗の落とし文

明るく 声は 大きくないと