高尾山ブログ 天狗のひとり言


高尾山の山岳救助資器材、運用開始式


10月 31

2010年10月27日(水)

 

 

 

 

 

    これから紅葉の季節を迎え、一年で最も多くの参拝者が高尾山を訪れます。

    この度救助用資器材等が、高尾山の一部に常備されることになりました。

    この日、高尾山さる園に於いて資器材の活用と、整備に関する協定の調印

    と、運用開始式が行われました。

    いつもと違う雰囲気に高いところから式典を見守るお猿さん。

    はじめに、大山御貫首御導師の許、安全祈願の御祈祷が行われました。

    御祈祷の後、高尾山薬王院・高尾登山電鉄株式会社・八王子消防署に

    より資器材の活用と、整備に関する協定の調印が執り行われました。

    今回整備された資器材を活用した救助訓練が実施された。

    ロープを張り救助用担架にて負傷者を崖上まで吊り上げる訓練などが

    披露され、さる園を訪れていたお客様や関係者からは拍手が上がりま

    した。

    式典後、消防署では引き続き「山火事・山の事故防止キャンペーン」を

    実施し、事故防止等を呼びかけました。

     高尾山がこれからも安全に登れるお山であるためにも、時間にゆとりを

     もってお出掛け下さい。

 

    人生の道しるべ

 

    吾唯知足(吾【われ】は唯足【ただたる】ることを知る)

    

    今この世にあることの貴さを考え 感謝と報恩の生活に努力せよ




シベリア抑留者供養碑開眼法要


10月 31

平成22年10月28日(木)

 

 

    有喜苑内に新たに建立されたシベリア抑留者供養碑の開眼法要

    が御貫首御導師のもと執り行われました。

    シベリアの寒さを思わせる雨の中、120名以上の方が参列されま

    した。

    発起人の方は、亡くなった多くの戦友の魂を弔うために、道志村で

    見つけた自然石を長らく保管し、今回の建立にこぎつけたそうです。

    戦後65年の月日が経ちますが、高尾山にはシベリア抑留者慰霊

    碑の他にも戦争で亡くなった方々の慰霊碑がしっかりと建っていま

    す。

 

 

    人生の道しるべ

 

    照顧脚下(脚下【きゃっか】を照顧【しょうこ】す)

 

    足もとを見よ 自分をみつめよ